排卵検査薬の扱いについて 改善を求めたい３つのこと

こんにちは。キョーコです。

排卵検査薬の話をしましたが、この排卵検査薬については不満がいっぱいです。

ぜひぜひ改善を求めたい！

主な改善要求はこの３つ。

1. 値段が高い（なのに、結果が出ないことがある）
2. 調剤薬局でしか購入できない（ネット代理店では購入できますが）
3. 排卵検査薬は医療費控除の対象にならない


まず１つ目。

値段が高い

種類やまとめ買いによって値段は変わってきますが、国内品の相場は約350円〜550円/1本。
毎月のことを考えると結構な出費ですよね。

圧倒的に安い海外品をインターネットで代行購入もありますが、海外品はスティックタイプの取り扱いが少なく、コップに入れて浸すタイプが主体。ちょっと面倒です。



２つ目。

調剤薬局でしか購入できない

排卵検査薬は、2009年の薬事法改正で医療用医薬品に指定され、調剤薬局で氏名、住所、電話番号を登録することで購入する仕組みとまってしまいました。

すごく面倒です。

そして、妊娠したくて頑張ってる人が毎回通うプレッシャーは結構なもの。

こんなブログを書いていてなんだけど、そっとしておいて欲しいと思う気持ちもあります。


３つ目。

排卵検査薬は医療費控除の対象にならない

こんなに高額なのに。

調剤薬局でしか買えないのに。

医療用医薬品に認定されているのに。

以前、市議会議員の人との飲み会で、この件を熱く語ってみましたが普通にスルーされました。

まぁ、そうでしょう。

何かしてくれるって期待してたわけではなくて、まずは問題意識を共有して欲しかっただけなんだけどな。



誰か私と同じ想いを持っているかも・・・と思って書いてみました。

これは排卵検査薬に限った話ですが、不妊治療全般に関して改善を望むところ、ありますよね。

今後、妊活しやすいサポート体制がもっと広がりますように。

タグ：排卵検査薬

排卵のタイミングを見極められるのか？【続編】 排卵検査薬が反応しないのはなぜ？？

こんにちは。キョーコです。

私が自分の妊娠力を測るため、確認したこと。

排卵のタイミングを見極められるのか？

前回の続きの話でございます。


排卵検査薬が毎日使っているのに・・・反応しないのはなぜ？？



排卵検査薬の多くは、黄体形成ホルモン（LH）を検出し反応します。

黄体形成ホルモンが急上昇（LHサージ）することで、卵胞壁が破れて中から卵子が放出され「排卵」が起こります。

このLHサージを検出して、排卵を予想するわけです。

排卵は、LHサージ開始から34~38時間後、LHがピークとなる時点より10~12時間後に起こるとされているとか。※1


排卵しているのに、なぜ反応しないのか・・・？


これも、文献読んでいて、答えらしきものを発見しました！！

尿中LH測定法は、通常20~50mUI/mlの感度で尿中LHをとらえることができ、陽性化後、1~2日以内に排卵する。

正確な LH サージをとらえるには朝夕2回の検査が望ましい。

これですよ！！これ！！

正確な LH サージをとらえるには朝夕2回の検査が望ましい。

思わず2回も言ってしまいましたが、これだったんです！

そもそも、LHは個人差がある上、急激な上昇のため、その期間は短いとのこと。

私、この1日2回測定で無事に反応を確認することができました。おもわずトイレでガッツポースですよ！

排卵検査薬が無事に反応するまで4ヶ月。空振りの3ヶ月長かったな～。本当に難しかったです。

なお、排卵検査薬の種類を変えてみるのもオススメです。
ＬＨの分泌量が少なくても判定できるものや、ＬＨ分泌量を三段階に分かれて示してくれるタイプもありました。キャッチできるのであれば、こっちの方が1日2回するよりコストパフォーマンスは良いです。


そして、
基礎体温表、産婦人科での卵胞チェック、排卵検査薬で解ったこと。

私の場合、低温期の最下点で排卵しているのではなく、高温期の移行期間に排卵している！

産婦人科で「もうそろそろですよ」と言われた1～2日後に低温期の最下点があり、最下点から約1日後に排卵検査薬が反応していました。

私が思っていたよりも排卵のタイミングは遅かったのです。

産婦人科の先生いわく、「排卵するタイミングで、ちょうど精子がその周りに到着するぐらいが理想」とのことなので、タイミング指導的には合っていたのかもしれませんが、正直ビックリしました。

もちろん、これは私の話。

基礎体温がしっかりしている人は、低温期の最下点で排卵しているのだと思います。



排卵検査薬、使ってみて良かったです。

これにて２つ目の確認終了。

本日もお付き合い頂き、ありがとうございました。


参考文献
※1 高倉賢二,石川弘伸,野田洋一.排卵時期の推定.産科と婦人科 1996 ; 63 : 84-85
※2 森田豊 堤治　〔不妊・不育症対策〕 排卵予知診断法　日産婦誌51巻12号 1999 ; N505-506

タグ：排卵検査薬 排卵